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2020年10月08日

コロナはいつまで新型か 次々と出現、仲間のウイルス 


 そもそも学術論文では当初、2019―nCoV(2019 novel coronavirus)という表記でした。「2019年に出現した新しいコロナウイルス」という意味です。

 そして、国際ウイルス分類委員会によってSARS―CoV―2と命名されました。

 というのもこのウイルスは全く新しいウイルスではなく、2002年に出現したSARS(重症急性呼吸器症候群)ウイルスの仲間だからだというのが理由です。この時点で、学術的には「新型」という要素を捨てる形になりました。

 一方、疾患名はWHO(世界保健機関)によってCOVID(コビッド)―19(Coronavirus disease 2019)と命名されました。

 実は今回の新型コロナのように、ウイルス名と感染症名が一致しないのは珍しいケースです。たとえば、SARS―CoV(ウイルス名)に対してSARS(感染症名)、Influenza virus(ウイルス名)に対してInfluenza(感染症名)というのが通例なのです。

 ところが日本では、新型コロナウイルス(ウイルス名)に対して、新型コロナウイルス感染症(感染症名)と呼ばれるのが一般的です。従って日本では「新型コロナ」が感染症名のようになっています。海外のメディアでは感染症名で呼ぶことが多いので、COVID―19やCOVIDがよくつかわれます。

コロナ出現サイクル

 このように考えると、そもそも新型コロナウイルスは当初から「新型」ではないのですが、日本ではこれからも呼び方が変わることはないでしょう。

posted by Mark at 18:39| Comment(0) | コロナウイルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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